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2024-04

検察が田代(佐久間、大鶴、斉藤、木村)を起訴できないワケ 補足編

あっ、決してアクセス数稼ぎがしたい訳ではありません…
ちょっと前回言い足りないことがあったので、本日はその補足ということで…
別に言い訳するようなこっちゃないけど。


さて、一つ目の補足は、検察全体が犯してしまっている虚偽公文書作成(同行使)という犯罪についてです。
あえて書くまでもないとも思ったのですが、一応書いておきます。
言うまでもなく、供述調書なるものですね。
長期間の取調べ(弁護士の立ち会いも、可視化もない)で精神的に追い詰められる(否認しようがそんなことはお構いなし、というか否認は無反省とすり替えられる)。
場合によっては、家族や友人までが取調べを受ける(あるいはそれを脅しとして使われる)。
そうしてやってもいない犯罪の、まったくでっち上げの調書(=虚偽公文書)が作成される。


もちろん、(物証を軽視して)そんなもの(不可視の取調室で作成された供述調書)を証拠として採用する裁判所の問題も大いにある。
その根拠が供述調書の迫真性だったりして笑えるのだが、その迫真性ある供述調書がまったくでっち上げであったことは、数々の冤罪事件を振り返れば珍しくもなんともない(足利事件や布川事件など)。
供述調書の迫真性など、検察が小説家顔負けの作文能力を有する(かもしれない)、ということを示すものでしかない。
まぁ、作文ばっかしていればそれなりに作文能力も上達するわなぁ…


ということで、これが一つ目の補足です。


ところで、森ゆう子参議員が一連の小沢事件(西松事件、陸山会事件)の検察のデタラメっぷりについて書かれた『検察の罠』(あっ、お世辞ではなく国民必読の書です)に実に興味深いことが書かれています(後述)。


ここからは先日のエントリーのおさらいとなりますが…
検察史上稀にみる不祥事と検察内外から総バッシングを受け、検察もソッコーで(報道された当日?翌日?)動いたフロッピー前田の証拠改竄事件(と大坪・佐賀の犯人隠避)。
しかし、小川前法相も立件されないのは明らかにおかしいと認めた、田代検事の捜査報告書捏造という、虚偽公文書作成(同行使)という疑惑(というか、流出した資料を合わせれば、疑惑とも言えないほどその犯罪性はあきらかである)については、見苦しいまでのあがきを見せて不起訴。
この検察を正義の組織と思っている人(そんな人いるのか?)には不可解極まりないであろう事態。
それほど明らかな犯罪を犯した田代を検察が起訴できないワケは、検察全体が同様の犯罪にどっぷり浸かっているからだ、というのが先日のエントリーの趣旨でした。


「まぁ、確かに田代の虚偽公文書作成は犯罪かもしれないが(まぁ、立派な犯罪だが)、前田ほど悪質じゃないっしょ(だから不起訴に目くじら立てなさんな)」、という向きもあるかもしれません。


が、しかし。
そこで、参照にすべきが上記の森議員の『検察の罠』であります。


一部引用します
201ページより


私は、前田検事の事件と、田代検事の事件の取り扱いがバランスを失している決定的なポイントを突くことにした。
「じゃあ、証拠の捏造と捜査報告書の捏造は、罪はどちらが重いんですか?」
「えーと、法的な意味というか、社会的な意味ということでしょうか?」
「両方です」
「それはやはり、同程度の深刻な事態だとは思います」
また質問の意味をわざと取り違えている。私は聞き返した。
「罪は?」
黒川官房長はすぐには答えなかった。
虚偽有印公文書作成罪の方が……」とっさに答えたのは、同席していた法務省刑事局の担当者だった。
前田検事のやった証拠偽造の法定刑は、2年以下の懲役又は20万円以下の罰金。
田代検事のやった虚偽有印公文書作成ざは、1年以上10年以下の懲役。
検察官にとっては常識だ。とっさに答えが出てこないほうがおかしい。もちろん、黒川官房長がしらないわけがない。
つまり、意地でも田代検事の罪のほうが重いとは認めたくないのだ。




一応、刑の重さで単純に犯罪の悪質性を云々できるわけではない、という留保を仮につけたとしても、少なくとも前田並の犯罪を犯した人間が起訴(どころか逮捕)もされずにのうのうと大手を振って(?)歩いているのが、検察という組織なわけです。
そして、犯罪者が大手を振って(?)のさばっているいるのに、それを咎める人間が誰一人としていない(唯一いるのがすでに検事を辞めた郷原氏)のが、正義を称する検察組織なわけです。
そんな組織が正義を称するところが笑えるっちゃあ笑える(笑いごっちゃないけど)。


そして再度述べますが、明らかな犯罪者を逮捕・起訴できないのは、検察全体が同じ犯罪に手を染めているからです(検察=犯罪組織)。
前田の証拠改竄事件が検察史上類を見ない不祥事というのなら、検察史上類を見ない不祥事がゴロゴロしているのが現在の(過去もか?)の検察なわけです。
そこいらにゴロゴロしているものを、検察史上類を見ないなどとは決し表現しませんが…


やや(?)脱線しましたが、これが補足の二点目。


脱線ついでに(?)本題とは大いにズレるがもうちょいと言いたい。
本来なら、『検察の罠』という本は、ジャーナリストが書くべきだろう。
もちろん、大手メディア(=記者クラブメディア)の記者は決してジャーナリストではなく権力の犬に過ぎないから、そんなものが書くなどとは全く期待していないが…
フリージャーナリスト諸君、君らにもしジャーナリストの矜持があるのなら、本職ではない一国会議員に自らの仕事を奪われたことを大いに恥じ入ってもらいたい。
ジャーナリスト冥利に尽きる垂涎のネタが、間違いなく目の前に転がっているのに、それを指を咥えてみているだけなのか君たちは?(上杉隆氏は『暴走検察』を書いていたな)
だったら今すぐジャーナリストの看板を下ろすべきだ。


と、まぁちょっと(?)興奮気味に書いてしまいましたが…
未来の歴史家は小沢事件を日本史上でも稀にみる謀略事件と表現するだろう。
せめて、その歴史資料として今回のこの事件を詳細に纏めるジャーナリスト(じゃなくてもよいけど)が出て欲しいところだ。
あっ、僕は素人なのでその辺はちょっと…

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