政権交代とジャーナリズムの再生 +α
あの、「故人献金」ね。
なかなかシャレたネーミングだと思いますが、誰の発案なんでしょうね?
いつものことながら、横並びで報じられているところを見ると、きっと「今回は『故人献金』でいきましょうゼイ」という記者クラブお得意の談合でもあったのでしょうか?(コーディネーターは電○?)
一応先日の鳩山民主党代表の記者会見(by ビデオニュース)がありましたのでどうぞ。
僕なりに話をまとめますと…
(動機がよくわからんが)秘書が鳩山氏の金を、故人(その他)の献金と装って鳩山氏の資金管理団体に寄付をしたと。
ホントに動機がよくわかりませんが、それについては秘書に聞くよりしょうがないかなと(想像でものを言ってもしょうがないので)。
ビデオジャーナリストの神保哲生氏も、フリーランスの上杉隆氏も冴えない質問しかできなかったように思われますが…
まぁ、それもいたしかたないでしょう。
記者「一体どういう献金なんですか!」
鳩山氏「秘書が私の資産から私の資金管理団体に、故人名義で寄付しちゃったんだよね〜」
記者「あっそう…、じゃあ、あとは秘書に」
で終わってもいいくらいの話ですし。
それがよくまあ45分間も持ったな、と思いましたけどね。
何が何でも政局にしたい大手メディアの熱意だけはヒシヒシと伝わる会見といった感じでしょうか。
会見に出席した上杉氏が会見のことを記事にされていますね(「故人献金」疑惑の鳩山代表が開いた釈明会見をどう評価するか)。
まぁ、厳密に言えば、政治資金規正法の虚偽記載には当たるのかもしれませんが…(悪質性については?)
それでもこの件は明らかに秘書にとどまる話のような…
脱税とか、個人献金上限に引っかかるとかの話も出ているようですが…(僕にはよくわかりません)
検察は動くのかな?
でも、与謝野氏のあの悪質な(少なくとも西松と同等以上の)をスルーして故人献金だけ、っつーのはいくらなんでも通らないと思うが、それをゴリ押しするのが現在の劣化しまくった検察ですからね。
選挙までは何があるか分からない、と覚悟しておいた方がよいのでしょう。
その、職務権限を有するという点で小沢氏の西松事件より遥かに悪質(だが、検察・メディアスルー)な与謝野氏の件ですが。
迂回献金:社長と握手写真、場所を明かさず−−与謝野財務相
迂回献金:大臣室で撮影と与謝野氏認める オ社元社長と
要するに、迂回献金の資金の拠出者であるオリエント貿易の社長と写った写真について、はじめの記事では、
と否定していたにもかかわらず、二番目の記事では、
と、会見で嘘をついていたことを明らかにしたと。
職務権限をバリバリに有する所轄大臣が、しかも大臣室で会ったってことは…
「オレって大臣だから、絶大な職務権限を持ってるからね、そこんとこヨロシク!」
ってことでしょう?
まあ、やましいことがあるから嘘をつきたくなるのは分からないでもないが、国会議員が有権者たる国民の前でヘーゼンと嘘をつくと?
他の国会議員は、有権者を蔑ろにする与謝野氏を誰も突っ込まないのか?
有権者に対して公然と嘘をついた与謝野氏を、自公の政治家達は誰も批判しないのか?
ま、これで「自分よければ全てよし」「有権者なんぞよりオノレの利権が第一」の自公政治家達の本性が顕わになったわけですけどね。
自公の政治家達は、「都合が悪いことは嘘ついちゃえ!だって大臣だって嘘ついたんだも〜ん」と、皆思っているということなのでしょう(きっと)。
ネットゲリラの自民党には捜査は及びませんBY漆間がおもしろい。
あと、メディアのことは言ってもしょうがないんですが、言わずにいられないので少しだけ。
まあ、鳩山氏は記者会見したし、記者会見でツッコミをいれるのは記者の仕事だからそれはそれでよいでしょう。
小沢氏といい、鳩山氏といい、民主党党首は記者クラブを開放して会見を行い、説明責任を果たそうとしている(それが果たされたかどうかは難しいところかもしれないが)。
上記の上杉氏の記事から引用すれば、
ということになります。
都合が悪いから記者会見しない、という姿勢(与党議員全般に見られる)を放置するのなら、それは記者会見をしないもの得、ということになります。
都合が悪いことがあっても、「会見して嘘つきゃいいし、それすりゃ嫌なら会見も開かずダンマリしてりゃいい」というインセンティブが働くでしょう。
つまり、会見を開いて説明責任を果たそうとする鳩山氏のみをバッシングする現在の主要メディアのあり方は、(彼らの意志がどうであれ)政治とカネの問題に蓋をしようとしているに等しい。
こんなバカバカしいメディア報道を見れば、誰だって「自分の問題に対してキチンと説明責任を果たそう」などとは思わないだろう。
ま、鳩山氏が(記者クラブ開放を公言する)民主党だからバッシングし、遥かにタチの悪い与謝野氏は(記者クラブ利権を温存してくれる)自民党だからスルーするのでしょうけどね。
いずれにしても、記者クラブによってガッチリと現体制に組み込まれたメディアもまた反民主主義的性質を剥き出しにしている、と見てよいだろう。
利権(特権)に胡坐をかいて努力を怠れば、当然に力は落ちていく。
記者クラブは、そのような利権(特権)をクラブ記者に与え、その力を容赦なく削いでいった(記者達には当然のごとくその自覚はないでしょうが)。
大手メディアのバカ高い給料も、自らの実力を勘違いさせていった(「高給=実力」という風に)。
その勘違いもまた自己責任に他ならないのだが。
それはさておき。
政権交代した暁には、(民主党は記者クラブ開放を公言しているから)記者クラブが開放され、あらゆる記者達が横一線で厳しい競争に晒されることになるだろう。
記者クラブ利権(特権)というぬるま湯にドップリ浸かって、取材能力を欠如させたクラブ記者達が(それは自業自得と呼ぶべきものだが)、今後凋落していくのを眺めるのも悪くはないのかもしれない。
市民にとっても、多くの記者達が競争して報道の質を高めていくことは望ましいことだろうし、そこで生き残るものこそ真のジャーナリズムと呼べるものだろう。
ということで、政権交代は、政治のみならずジャーナリズムの再生にも不可欠である、ときれいに(?)まとめて本エントリーを終えることにする。
なかなかシャレたネーミングだと思いますが、誰の発案なんでしょうね?
いつものことながら、横並びで報じられているところを見ると、きっと「今回は『故人献金』でいきましょうゼイ」という記者クラブお得意の談合でもあったのでしょうか?(コーディネーターは電○?)
一応先日の鳩山民主党代表の記者会見(by ビデオニュース)がありましたのでどうぞ。
僕なりに話をまとめますと…
(動機がよくわからんが)秘書が鳩山氏の金を、故人(その他)の献金と装って鳩山氏の資金管理団体に寄付をしたと。
ホントに動機がよくわかりませんが、それについては秘書に聞くよりしょうがないかなと(想像でものを言ってもしょうがないので)。
ビデオジャーナリストの神保哲生氏も、フリーランスの上杉隆氏も冴えない質問しかできなかったように思われますが…
まぁ、それもいたしかたないでしょう。
記者「一体どういう献金なんですか!」
鳩山氏「秘書が私の資産から私の資金管理団体に、故人名義で寄付しちゃったんだよね〜」
記者「あっそう…、じゃあ、あとは秘書に」
で終わってもいいくらいの話ですし。
それがよくまあ45分間も持ったな、と思いましたけどね。
何が何でも政局にしたい大手メディアの熱意だけはヒシヒシと伝わる会見といった感じでしょうか。
会見に出席した上杉氏が会見のことを記事にされていますね(「故人献金」疑惑の鳩山代表が開いた釈明会見をどう評価するか)。
まぁ、厳密に言えば、政治資金規正法の虚偽記載には当たるのかもしれませんが…(悪質性については?)
それでもこの件は明らかに秘書にとどまる話のような…
脱税とか、個人献金上限に引っかかるとかの話も出ているようですが…(僕にはよくわかりません)
検察は動くのかな?
でも、与謝野氏のあの悪質な(少なくとも西松と同等以上の)をスルーして故人献金だけ、っつーのはいくらなんでも通らないと思うが、それをゴリ押しするのが現在の劣化しまくった検察ですからね。
選挙までは何があるか分からない、と覚悟しておいた方がよいのでしょう。
その、職務権限を有するという点で小沢氏の西松事件より遥かに悪質(だが、検察・メディアスルー)な与謝野氏の件ですが。
迂回献金:社長と握手写真、場所を明かさず−−与謝野財務相
迂回献金:大臣室で撮影と与謝野氏認める オ社元社長と
要するに、迂回献金の資金の拠出者であるオリエント貿易の社長と写った写真について、はじめの記事では、
与謝野氏は問題が発覚した24日に記者会見し「通産大臣時代(98〜99年)は役所でも役所外でも、一度もお目にかかったことはない」と面会を否定していた。
と否定していたにもかかわらず、二番目の記事では、
通商産業相(現経済産業相)だった99年9月27日に同省の大臣室で撮影したものであることを明らかにした。
と、会見で嘘をついていたことを明らかにしたと。
職務権限をバリバリに有する所轄大臣が、しかも大臣室で会ったってことは…
「オレって大臣だから、絶大な職務権限を持ってるからね、そこんとこヨロシク!」
ってことでしょう?
まあ、やましいことがあるから嘘をつきたくなるのは分からないでもないが、国会議員が有権者たる国民の前でヘーゼンと嘘をつくと?
他の国会議員は、有権者を蔑ろにする与謝野氏を誰も突っ込まないのか?
有権者に対して公然と嘘をついた与謝野氏を、自公の政治家達は誰も批判しないのか?
ま、これで「自分よければ全てよし」「有権者なんぞよりオノレの利権が第一」の自公政治家達の本性が顕わになったわけですけどね。
自公の政治家達は、「都合が悪いことは嘘ついちゃえ!だって大臣だって嘘ついたんだも〜ん」と、皆思っているということなのでしょう(きっと)。
ネットゲリラの自民党には捜査は及びませんBY漆間がおもしろい。
あと、メディアのことは言ってもしょうがないんですが、言わずにいられないので少しだけ。
まあ、鳩山氏は記者会見したし、記者会見でツッコミをいれるのは記者の仕事だからそれはそれでよいでしょう。
小沢氏といい、鳩山氏といい、民主党党首は記者クラブを開放して会見を行い、説明責任を果たそうとしている(それが果たされたかどうかは難しいところかもしれないが)。
上記の上杉氏の記事から引用すれば、
政治資金の問題で疑惑をかけられている国会議員は、与野党に多数いるが、すべてのメディアにオープンで会見を開いたのは、あとにも先にも小沢氏と今回の鳩山氏の二人だけである。
ということになります。
都合が悪いから記者会見しない、という姿勢(与党議員全般に見られる)を放置するのなら、それは記者会見をしないもの得、ということになります。
都合が悪いことがあっても、「会見して嘘つきゃいいし、それすりゃ嫌なら会見も開かずダンマリしてりゃいい」というインセンティブが働くでしょう。
つまり、会見を開いて説明責任を果たそうとする鳩山氏のみをバッシングする現在の主要メディアのあり方は、(彼らの意志がどうであれ)政治とカネの問題に蓋をしようとしているに等しい。
こんなバカバカしいメディア報道を見れば、誰だって「自分の問題に対してキチンと説明責任を果たそう」などとは思わないだろう。
ま、鳩山氏が(記者クラブ開放を公言する)民主党だからバッシングし、遥かにタチの悪い与謝野氏は(記者クラブ利権を温存してくれる)自民党だからスルーするのでしょうけどね。
いずれにしても、記者クラブによってガッチリと現体制に組み込まれたメディアもまた反民主主義的性質を剥き出しにしている、と見てよいだろう。
利権(特権)に胡坐をかいて努力を怠れば、当然に力は落ちていく。
記者クラブは、そのような利権(特権)をクラブ記者に与え、その力を容赦なく削いでいった(記者達には当然のごとくその自覚はないでしょうが)。
大手メディアのバカ高い給料も、自らの実力を勘違いさせていった(「高給=実力」という風に)。
その勘違いもまた自己責任に他ならないのだが。
それはさておき。
政権交代した暁には、(民主党は記者クラブ開放を公言しているから)記者クラブが開放され、あらゆる記者達が横一線で厳しい競争に晒されることになるだろう。
記者クラブ利権(特権)というぬるま湯にドップリ浸かって、取材能力を欠如させたクラブ記者達が(それは自業自得と呼ぶべきものだが)、今後凋落していくのを眺めるのも悪くはないのかもしれない。
市民にとっても、多くの記者達が競争して報道の質を高めていくことは望ましいことだろうし、そこで生き残るものこそ真のジャーナリズムと呼べるものだろう。
ということで、政権交代は、政治のみならずジャーナリズムの再生にも不可欠である、ときれいに(?)まとめて本エントリーを終えることにする。




