2009-06

政権交代と官僚主義社会の終焉

6月18日に、井手農水次官が民主党の政策批判をしました(ま、調子こいたのでしょう)。

当然のように民主党はこの発言に一斉に噛み付いたようですけどね。
そりゃそうでしょう。
野党とは言え、選挙によって選らばれた国民の代表である。
たかが国家公務員試験に受かった受験エリートに過ぎない公務員(一行政官)ごときが、国民の代表に楯突くなどあってはならないだろう(日本が民主主義社会であるのなら、ですが)。

政党批判「英国ならクビだ」 民主、井出農水次官に激怒より時系列を無視して引用すると、
まず井手次官の発言

 井出氏は18日の記者会見で、戸別所得補償制度を柱とする民主党の農業政策について「現実的でない」「我が省とラインが全然違う可能性もある」と語った。


に対する民主党の怒り

矛先は井出氏の発言内容というより、官僚が政党を公然と批判する点に向かう。「自公政権が官僚内閣制だと暴露した」(筒井氏)、「批判するなら官僚を辞めて選挙に出てほしい」(菅直人代表代行)と収まる様子はない。


菅直人氏も自らのサイトで次のように述べられてますね。
農水次官の発言より一部引用、

官僚が政党の政策を批判するのは「政治的中立性」に反する。
(中略)
間違った政策を言っても身分保障に守られている官僚が選挙で当選か落選が決まる議員や政党を批判することが民主主義に反することが分からないのか。


ま、わからないからこそ、上記のような発言を(不用意に)してしまうのでしょう。
つまり、現在の官僚組織は反民主主義的組織に成り果てていることを、ここでも曝け出しているわけですね。

民主党の反撃によって、ようやく(?)事の重大さに気付いたのか、本日になって平伏して謝罪したようですね。

民主党批判を陳謝=農水次官より引用しますと、

18日の会見で批判したことについて、「言葉が足りなくて誤解を生じたとすれば、本意でない。不徳の致すところだ」と述べ、陳謝した。


強調部分の言い訳が哀れを誘いますが、そこは突っ込まないでおきましょう(僕って優しい?)。

自民党のドタバタ喜劇っぷりも、上記の井出氏のような官僚の勘違いも、検察の権力濫用(恣意的捜査=国策捜査)も、元を辿れば(一時期の例外を除いて)政権交代なく長期政権を許してきた(結果、政官をドップリと癒着させた)ツケ、と言えるわけですけどね。
政権交代が現実のものとなりつつあり、最後の悪あがきをしているようにしか見えませんが、先日も書いたように、やましいことがある人間は、しゃべればしゃべるほど墓穴を掘っていくものなのでしょう(だから、好きなだけしゃべらせてしまったほうが良い気もします)。
西松事件の国沢前社長の公判での検察の言い分(冒頭陳述)も、「まぁ良くぞここまで劣化した!」的なものでしたし(別に褒めてるわけではない)。

しかし、政権交代が官僚制の打破にいかに繋がり得るか、が上記の井手農水次官と民主党のやり取りの中に見て取れるだろう。
政治が本気になれば、官僚制を打破し得るわけだ(国会議員と官僚と力関係は、権力の正統性という点では歴然としている)。
つまり、自公政権がいかに官僚の言うなりになっていたか、もまたこのやり取りから伺えるわけだ(そりゃ政策立案能力などどっかに消え去ってしまうわな〜)。
政権交代した暁には、次期政権が官僚の言いなりにならないように、国民がしっかり監視をしなければならないだろう(そのためのメディアも必要でしょうが、現在の主要メディアには無理でしょうか?)。

政権交代を目前に控えて、いま官僚達はどこで民主党に鞍替えするか、チキンレースの最中なのかもしれません。
検察だけは(官邸も?)、民主党スキャンダルで政権交代を阻止できる、といまだに思っているようですが…
与謝野氏スルーはさすがに露骨過ぎやしませんかねぇ〜?
どうなることやら?

«  | HOME |  »

プロフィール

Author:quine10
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード