fc2ブログ

2008-05

「中国への自衛隊派遣」記事を見て考えたこと

えー、昨日のエントリーでも述べましたように、四川省地震への自衛隊派遣について書き上げたのですが、アップする前に派遣しないことが決まってしまいました。
ですが、せっかく書き上げたものなので、話題としては終わっていますが、エントリーします(100%自分本位です)。
ほぼ修正なくアップしているので、「何をいまさら」的なところはご容赦を。

さて、これまでのエントリーを読んだ方は、「えっ?」と思われるかもしれませんが、廃棄処分した前回のブログは何を隠そう、政治をネタに(しようと)したブログだったのです。というわけで、この件に関して述べることで、自分の政治的スタンスをこの際はっきりさせておく所存であります。

その前にいくつか前提的なことを。
政治的にはいくつかの立場があり、それに応じて自衛隊の存在、自衛隊派遣などにも(時に微妙な)スタンスの違いがみられる(正確にいえば、スタンスの違いから政治的立場の違いが云々できるのだが、それは措く)。ちなみに僕がよく行く政治ブログに関して言えば(といってももっぱら左派、リベラル系ブログですが)、自衛隊派遣を好意的に捉えているものが多い(ように見受けられた)。

いわゆる護憲派は、憲法9条の一文、一句とも変えるべきではないとする教条主義的護憲派と、より広範な支持層を得ようと(?)、主権国家として専守防衛に限定した自衛隊(自衛軍)の保持は当然認められるとしてその存在を憲法に明記すべし、という改憲的護憲派(現実主義的護憲派といってもいいかも知れない)に大雑把には分けられよう。

一方、積極的改憲派にも、(他国との戦争を当然の任務とする)軍隊(としての自衛隊)を渇望するマッチョ的国家主義者、軍隊を持ったフツーの国になりたーいという(キャンディーズ的)「フツーの国家」主義者(「普通の」国家主義者ではない)、(戦争による)軍事利権を虎視眈々と狙う金の亡者的疑似国家主義者などのバリエーションがあるだろう。

右派の記述が若干(?)悪意的なのは気にしない。

さて、今回はその地震の被災国が中国ということもあって(?)、この自衛隊派遣要請にかんし、ある「ねじれ現象」が生じているように思われる(想像です、すみません)。
以下簡単にその「ねじれ現象」について論じ、自分の提言を述べることとする。

全文を表示 »

スポンサーサイト



«  | HOME |  »

プロフィール

quine10

Author:quine10
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード