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2024-02

ベーシックインカム ニコ動より

そこのアナタ…

ツイートしてますか?
あ、僕はもっぱらRT(リツイート)です。

twitter経由で、知った動画です。
完全に朝生のパクリですが、このチープ感がいいと思う。
まぁ、ベーシックインカムの理解にどの程度寄与するのかは、定かではないですが…
多分ベーシックインカムの討論は、大手メディアではまだ無理でしょうね。

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ベーシックインカムと負の所得税 +α

密かにヲチしていた池田信夫氏VS小倉秀夫氏(+α)ですが…
あ、(+α)に一括りにした方々ごめんなさい。
どうやら一旦終了でしょうか(残念というかなんというか)?
おかげで池田氏のブログからは足が遠のきつつあるのですが。
まあ、それはさておき。

以前のコチラのエントリーで、池田氏のコメントを取り上げました。
再度取り上げますと、

彼は本気で1960年代の経済学をまだ信じているらしい。


フムフム、50年近く前の経済学は信じるに足らない、というわけですな。
ここでは「信じる」ということばの是非、は措きます(上記エントリー参照)。
で、舌の根の乾かぬうちにこのようなエントリーを挙げて政策提言をされています。

一部引用しますと、

これらはすべて『資本主義と自由』で半世紀前に提案された政策だ


半世紀前に提案された、すなわち50年前に提案された、イコール信じるに足らない政策ということですな。
信じるに足らない政策を偉そうに掲げてなにを言おうとしているんでしょうか?

とまあ、他者のアラ捜しはこの辺にしておいてと。
言いたいことは、僕程度の人間でも少しばかりヲチすれば、この程度のツッコミは入れられるわけだぞと。
○○ヲッチングなどという香ばしいブログを立てて悦に入るのはチト恥ずかしいのではないの?ということである。

えー、ここまで前置き。
では本題へ。
さて、先の不可能な経済政策エントリーには次の一文があります。

負の所得税:最近はやっている「ベーシック・インカム」は、実質的には負の所得税と同じ。民主党も「給付つき税額控除」を提案している



へー。民主党はこんな提案してたんだ、知らなかった…
一律1月2万6000円のこども手当てはあったけど(ベーシックインカムの萌芽の一つとされます)。
いや、それはいいんですが。

ここで噛み付きたいのは、「実質的に」という部分。
なるほど、「合理的人間観」を前提とする「近代経済学」はベーシックインカムと負の所得税を「実質的に」同じものと見做すのだろう。
しかし、行動経済学は必ずしも同じとは見做さないだろう。

簡単な例を挙げてみる。
「2000円貰って、1000円を(強制的に)寄付させられる」ことと、「1000円を貰う」ことは同じでしょうか?違うでしょうか?
恐らく多くの人は「実質的には同じ」と答えるでしょう。
しかし、それはひょっとしたら、無意識のうちに「合理的人間観」を前提にしているだけかもしれません。
「実質的に同じ」と考えた人は、この場合の「実質的に」とはどういうことか?を考えてみてください。

話は負の所得税とベーシックインカムに戻ります。
コチラのエントリーでは違いが分かっていなかったのですが、分かりました(というか、僕も「実質的に」同じと見做していたようですね)。
負の所得税は、基本はフラット税率で所得控除がある。
例えば、税率30%、所得控除200万円とすれば、年収X万円の人の税引き後所得は、{X-(X-200)×0.3}万円となる(0.7X+60とは考えない)。

600万円の年収があれば税引き後所得は600-400×0.3=480万円となる。
200万円の年収の人は、200-0×0.3=200万で、「実質的に」は税金がかからない。
年収120万の人の場合は、120-(-80)×0.3=144万円となり、24万円の給付を受けることになる。

一方ベーシックインカムは、仮にベーシックインカムを年60万円として(3/13追記)税源をフラット税率の所得税として(必ずしもその必要はない)、税率を30%とすると、税引き前所得Xの人の所得は、(1-0.3)X+60=(0.7X+60)万円となる。

つまり、年間の総所得という数字でみる限りは、両者に違いはない。
したがって、数式だけみる限りは、ベーシックインカムと負の所得税を「実質的に」同じものと見做したくなる気持ちは分からないでもない(あくまでも税源をフラットな所得税と仮定する限りにおいてだが)。

しかし、これをもって両者が「実質的に」同じとは僕は見做さない。
その仮定のもとですら、負の所得税とベーシックインカムには「絶対的な」違いがある、と僕は考えている。
「実質的に同じ」と見做せない理由がある。

まず、負の所得税は、あらゆる個人には(労働に基づく)所得があり、その所得に一定の所得控除がかかる、という仕組みである(税引き前所得が控除額に満たない人には給付がなされる)。

一方、ベーシックインカムは働いていようがいまいが、つまり所得があろうがなかろうが、どのような人であれ一定の金額を受給できる。
つまり、所得とは全く切り離された給付であり、生きていること自体への報酬と見做すことができる。

要するに、負の所得税においては、あくまでも所得と給付が、つまり労働と給付が結び付けられているのだが、ベーシックインカムは所得と給付が、したがって労働と給付が切り離されている
これは言ってみれば、生そのもの肯定である。
恐らくこの違いを、「合理的人間観」を前提とする近代経済学者は認識できないだろう。
しかし、ここには間違いなく違い(哲学・思想的?)がある。
これが、(数字だけを追う)経済学者による政治へのコミットが特権視されない理由になるだろう。

行動経済学については、『行動経済学』『経済は感情で動く』あたりが参考になります。
ベーシックインカムについては、『ベーシックインカム入門』『ベーシック・インカム』辺りで。
えーっと、近代経済学はわかりません。

以下はおまけ、前エントリーに引き続き、鈴木宗男氏の動画です。

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ベーシックインカム 色々と

ちょ~久々にベーシックインカムネタですが。
と言いましても、特別新しい知見(?)があるわけでもないのですが…

派遣切り、派遣村が社会的な話題になっているようですが、そこにベーシックインカムがあれば、という発想はダメなんでしょうか?
阿修羅をフラフラしているときに出会ったネタ。
元ヒルズ族、某社長、ニックネーム ホ○エ○ンのブログに次のようなエントリーが上げられています。
ベーシックインカムの話
シンプルではあるが、ベーシックインカムを主に経済的な利点からまとめていると思う。
もちろん、ベーシックインカムの正当化の理由は経済的観点によるばかりではないが。
コメント欄も賑わっているので、よかったらそちらも。

さて、上記のエントリーにもリンクが張ってあるが、ブログ界隈のベーシックインカムの一つの代表的エントリーが山崎元氏のブログの次のエントリーだろう。
「ベーシック・インカム」を支持します
先の○リ○モ○のエントリーよりも多面的に、ベーシックインカムの利点について述べられている。
で、その山崎氏であるが、最近再びベーシックインカムに関するエントリーを上げられている。
ベーシックインカムに関する補足
特に目新しい見方が付け加えられているわけではないが。
ベーシックインカムを一人年間100万円から、60万円にしたのは、より現実的な方向へと舵を切ったのか?
左派の中には、「小さな政府」という表現にアレルギー的な拒否反応を示す人もいるかもしれないな。
ベーシックインカムはそのような政治的なイデオロギーとは無縁であり得るし、その方が万人への訴求力を持つだろう。

その他、これもだいぶ前の記事になるが、アルファブロガーである小飼弾氏の次のエントリーも参考になるでしょう。
ベーシック・インカムに賛成するのに十分なたった一つの理由
多面的に検討するのもよいが、十分な理由がたった一つでもあればよい、というブログ主の姿勢も潔くてスガスガしいですね。
定額給付的なものをもし正当化し得るなら、必然的にベーシックインカムもまた正当化される。
逆にベーシックインカムを正当化しない、とするなら定額給付的なものもまた正当化されない。
この辺のロジックはもう少し突き詰めた方が良いと思うが、まあとりあえず直感的に述べておく。

さて、ホ○エ○ンのブログから辿って、ベーシックインカムに関する興味深いエントリーをいくつか見つけたのでそれも少し。
ベーシックインカムの実現可能性
ベーシックインカムの弱点を克服
この二つのエントリーは同一ブログのものですが。
前者では各論的なところまで踏み込んで論じられ、ベーシックインカムが理想とか理念の段階から、具体的な政策の段階へ一歩進んだ印象を感じます。
僕も全く同感です。
日本のように産業化した社会においては、ベーシックインカムは絵空事ではなく、具体的な政策として十分に検討に値するアイデアだと思う。
ただ、官僚の既得権を完膚なきまでに破壊するものであるがゆえに、官僚主義(官僚内閣制)が蔓延る限りは、実現の見通しは無きに等しい。
もし、ベーシックインカムを政策として導入するなら、絶対に政治主導で行わなければならない(官僚はあの手この手で骨抜きにしようとするがそれを跳ね返す「政治の力=世論の後押し」が必要だ)。

あと、二つ目のエントリーでリンクされている記事。
努力しない人を国家が救済すべき14の理由
は直接的にベーシックインカムに言及したエントリーではないが、これを敷衍していけば、行き着く先はベーシックインカムの導入ということになるだろう。
すでに新自由主義的な「自己責任論」にどっぷりとつかった人々は(まず間違いなく)感情的に反発するだろうエントリーではあるが。
ベーシックインカムを本気で導入しようとするなら、こういうエントリーを感情的にではなく、理性的に批判・検討できる素地を育てることが先かもしれないな。

最後に、ベーシックインカムのみをテーマにしているブログを紹介して当エントリーを終わります。
ベーシックインカム考 七方ふさがり一方あかり
当ブログのベーシックインカム関連エントリーは、カテゴリー一覧のベーシックインカムよりお願いします。

私的所有概念批判とベーシックインカムの正当化

このエントリーは以下のエントリーを踏まえて書いてあります。
よろしければ目を通しておいてください。

「労働」と「所得」(ベーシックインカムの導入へ向けて)
私的所有の相対化から貨幣価値の相対化へ(1)
私的所有の相対化から貨幣価値の相対化へ(2)
私的所有の相対化から貨幣価値の相対化へ(3)

(1)では、私的所有概念の誕生および、私的所有概念が資本主義(の誕生)と密接不可分にある、ということを歴史的再構成という形で概観しました。
ここでは、私的所有概念を「自分の力で得たものは、自分のものにしてよい」という考え方と定義しました。

で、貨幣価値は資本主義社会において、初めて自律性を有するようになる。
ここはちょっと論じていなかったところなので簡単に。
資本主義は、労働によって生じた価値を資産としてストックするということによって誕生した。
形成した資産を投資として事業へと投じ、その事業から新たな価値(商品)を生み出し、それが再び資産形成へと寄与する。
で、その資産のストックは通常は貨幣という形でなされる。
つまり、貨幣(という形での資産)のストックが資本主義の誕生に寄与した、ということである。
こうして貨幣(という形での資産)が新たな価値を生み出し、それが貨幣という形態をとる、という形で貨幣価値が自律性を帯びるようになる。
この仕組みがうまく回るためには、銀行(資産のストックと貨幣の生成・循環に寄与する)という事業体が必要と思われるが、さすがにド素人の僕がここまで踏み込むと深みに嵌ってしまうので、愚樵さんに紹介いただいたこちらの動画をご参照ください。

つまり、現在の「自律的な貨幣価値」の誕生の前提には、私的所有という概念がある。
従って、貨幣価値を相対化するには、私的所有概念を相対化すればよい。
ここまでが(1)の大雑把なまとめです。

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「労働」と「所得」(ベーシックインカム導入へ向けて)

皆様のおかげでアクセス数が1000を超えました。
6/29にカウンターを設置したので、1ヶ月弱。
自分としては、思ったより早かったなという印象ですが、まあ弱小ブログには違いない。
でも弱小ブログだからこそできることもある、とポジティブに(?)捉えて引き続きエントリーを上げていきたい(これって、心理学的には防衛機構なのかな?)。

もう一点。
このような弱小ブログをリンクして頂いているブログがあることも承知しております(僕の知っているだけでも複数のブログ)。
大した記事も書けていないエエ加減な当ブログをリンクして貰って大変感謝しております。
そのことは承知しているのですが、まだ僕はどこのサイトもリンクしておりません。
理由はいくつかあるのですが、まだ僕の方針としていろんなサイトにリンクを張ることを躊躇しており、今後もどうするか決めかねております。
リンクを張っていただくのは大歓迎なのですが、当面の間はこちらからリンクを張ることはないということをご了承いただければと思います(自分勝手で申し訳ございません)。
エントリー中であるブログを紹介するということはこれまでもやってきましたし、今後もやっていく予定です。

さて、本題へ。
「働かざる者食うべからず」と言われる。
「何を当り前のことを」、と思われるかもしれない。
しかしそれは本当に当たり前なのか?
ベーシックインカムの理念は、この「働かざる者食うべからず」というジョーシキに対する強烈なアンチテーゼである。

僕には、「働かざるもの食うべからず」というジョーシキが、日本においてずーっと保持されてきたとも思えない。
むしろ、ネオリベ的政策・世論の広まりの一環として、再びジョーシキとして浮上してきたように思える。
ネオリベ的フリーライダー(ただ乗り)批判の一環というか…

このエントリーは、「働かざる者食うべからず」というジョーシキの解体を目論むものである。
このジョーシキの解体は、ベーシックインカムを一歩前に進める重要なステップとなるだろう。
この解体作業がうまくいったかどうかは、読者の判断にゆだねる他はないのだが…

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